民家がゼロの草原で、
本物の道場をつくる。
40ftコンテナを本物の柔術道場にする。天井高・マット面積・稽古の質を最大化する3つの建築コンセプト。
熊牛原野に、クレームはない。
爆音でいい。焚き火でいい。夜中に組んでいい。
半径2kmに民家がない草原に、道場をつくる。スパーの声が星空に消えていく場所。北海道の冬は外気温−20℃。それでもここで稽古したいと思わせる道場を設計する。
帯の色より、組んだ時間。天空の道場 · KUMAUSHI BASE · HOKKAIDO
道場の天井は、高くなければならない。スタンディングで大外刈りを打つ瞬間、天井に手が触れてはいけない。コンテナの標準天井高は2.4m——それは低い。
だから、箱を変えるのではなく、空間の作り方を変える。地面を掘って埋める。屋根を空に向けて開く。箱の上に空間を積み上げる。同じ40ftコンテナから、全く異なる道場体験が生まれる。
3つのコンセプトはどれも4号建築物の範囲に収まり、建築士を雇わずに建築主自身で申請できる。設計士費用ゼロ。申請手数料は約5,000〜10,000円。
CONCEPT A — EARTH DOJO
地面を1.5m掘り下げてコンテナを埋設。天井高が2.4mから4.1mへ一気に拡大。地上からはスカイライト(天窓)しか見えず、雪原に窓だけが並ぶ景観になる。稽古中、頭上のガラス窓から北海道の空と星が見える。月明かりがマットに落ちる。
CONCEPT B — WING DOJO
コンテナの屋根を左右に分割し、油圧で跳ね上げると完全オープンエア道場に変わる。夏は空の下でスパー。冬は屋根を閉じて密閉断熱空間。同じ箱が季節で全く異なる道場体験を提供する。
CONCEPT C — SPLIT LEVEL
コンテナを稽古フロア(1F)として使い、前面にキャンチレバー観客デッキ(2F)を追加。試合・昇格審査・セミナーで観客が見下ろす本格的な道場レイアウト。BJJのイベント会場として機能する。
同じ「道場」でも、体験はまったく違う。
建築のコンセプトを超えて。
ここで何をするか。何を感じるか。
道場は器に過ぎない。焚き火を囲む夜、サウナを出て組みに行く朝、世界から来た仲間と汗をかく時間——それが熊牛原野の道場体験になる。
BONFIRE NIGHT TRAINING
外気温−10℃の夜、焚き火が燃える。炎の光がマットを照らす。クレームがない草原だから、夜中まで組める。スパーの後、誰かが薪をくべる。チームの声が星空に消えていく。
SAUNA → DOJO CYCLE
サウナで身体を整え、水風呂で頭を冷やし、雪の草原で外気浴。そのまま道場に入って道衣を着る。これが熊牛原野の朝の儀式になる。柔術と北欧式サウナが溶け合う場所。
INTERNATIONAL BJJ SEMINAR
ブラジルから黒帯が来る。アメリカからフリースタイルグラップラーが来る。日本のファイターが円になって座る。柔術は言葉がなくても通じる。熊牛原野は、そういう場所になれる。
BELT CEREMONY
北海道の夕焼けを背に、道衣に帯を通す。昇格は都市の道場でも受けられる。でも熊牛原野の夕暮れの中で受ける帯授与式は、生涯の記憶になる。そういう場所を設計する。








ここにしかない理由が、6つある。
EARTH DOJO
SEMINAR
GRIP
BONFIRE
BELT
熊牛原野は、季節ごとに全く違う道場体験を見せる。左右にスクロール →
弟子屈町建築課との事前相談から竣工まで。
設計士が二度見する道場を、
建築士費用ゼロで建てる。
3案とも40ftコンテナ・4号建築物・建築主セルフ申請。熊牛原野の草原に、世界中どこにもない道場が生まれる。